最近、ネット通販の荷物を「置き配」で受け取れるサービスを利用する人が増えていますよね。
けれど、「置き配」を指定したのに、なぜかドライバーさんが直接手渡ししてくる…そんな経験をしたことはありませんか?
せっかく非対面で受け取れる便利な方法なのに、理由がわからず困ってしまいますよね。
本記事では、ヤマト運輸で置き配指定したのに手渡ししてくる原因や解決策をわかりやすく解説していきます。
ヤマト運輸で置き配指定したのに手渡しなのはなぜ?
ヤマト運輸で置き配指定したのに手渡ししてくる原因には大きく分けて2つのパターンがあります。
それぞれのパターンについて詳しく解説していきます。
ヤマト運輸の置き配指定をした場合
ヤマト運輸で「置き配」を指定したのに手渡しや不在票が入る場合があります。
ヤマト運輸が置き配を実施するためには、荷物や受け取り場所が安全で適切であることが前提ですが、状況によってはこれが満たされない場合があります。
以下のようなケースが考えられます。
1. 悪天候による判断
例えば、大雨や強風、雪の日など、天候が悪いときは、荷物が濡れたり飛ばされたりする危険があります。
このような場合、配達員が荷物の安全を優先して置き配を見送ることがあります。
2. 受け取り場所に荷物が収まらない場合
指定した受け取り場所が狭い、または荷物が大きすぎて収まらない場合も、置き配は難しくなります。
例えば、宅配ボックスに荷物が入りきらないケースが該当します。
3. 受け取り場所へのアクセスができない場合
マンションやビルの共有スペースに置き配を指定していても、建物の規則や鍵の問題でその場所に立ち入れない場合があります。
また、建物内の管理人が置き配を拒否することもあります。
4. 建物管理規程の制限
集合住宅やマンションには、建物の管理規程で置き配が禁止されている場合があります。
このような場合、配達員は管理規程に従わなければなりません。
5. 置き配場所が不明確な場合
置き配を希望する場所が曖昧だったり、不適切だったりする場合も、配達員は安全に荷物を置けないと判断します。
例えば、「ガスメーターボックス」と設定したが分かりにくい場所にあり見つけることができなかった場合に、手渡しに切り替えることがあります。
以上のような理由で、ヤマト運輸が置き配を実施できないことがあります。
配達員は、荷物の安全と利用者の満足度を第一に考えていますが、こうした制限もあることを理解しておくとよいでしょう。
Amazonの注文で置き配を選択した場合
Amazonの置き配利用条件を満たしていない場合は、置き配オプションを設定しても置き配にはなりません。
置き配オプションの対象とならない注文は以下の通り。
1. 置き配に対応していない地域へのお届け
配送先の地域が置き配オプションの対象外である場合、置き配は利用できません。
2. 郵便受けに投函可能な商品
メール便や小さな荷物の場合、郵便受けに直接投函されることがあります。
ただし、投函できない場合は、指定した置き配場所に配達されることもあります。
3. オプションに対応していない注文
特定の商品や注文内容によっては、置き配オプションが利用できない場合があります。
以下の例が該当します。
- 出品者が発送する商品が含まれる場合
- 商品が一定の金額や重量を超える場合
- 医薬品や特定管理医療機器など、特別な管理が必要な商品
4. Amazonカウンターやロッカーを指定した場合
Amazonの専用カウンターやロッカーへの配達は、置き配ではなく、その施設での受け取りとなります。
ヤマト運輸で置き配指定したのに手渡しなのはなぜ?
ヤマト運輸で置き配指定をしても、手渡しや不在票対応になる場合があります。
主な理由は以下の通りです。
- 悪天候や荷物の安全が確保できないとき
- 受け取り場所が狭い、または荷物が大きすぎる場合
- 建物管理規程で置き配が禁止されている場合
- 置き配場所が不明確で適切な場所が見つからない場合
また、Amazonの注文では地域や商品の条件により置き配ができないこともあります。
注文時に条件を確認し、具体的な置き配場所を指定することがトラブル防止のポイントです。